みなさん、こんにちは。
江東区大島のCRECER(クレセール)ピアノ教室です。
先日行われました発表会レポート第三弾として、秘密の舞台裏レポートをお送りします。
もはや秘密ではなくなりましたが、発表会の裏側ってご興味ありませんか?(ない?)
インターネットでもあまり出ていないので、あえて(笑)まとめてみました。
①会場を決める
発表会の準備は1年前から始まっています。まずは会場(ホール)を予約するところからスタートです。
どのホールでも良いというものではなく、お教室の規模にあったキャパのホールを選ぶとかなり限られてしまいます。
これがまた予約が取れない!大激戦なんです。。。。
お教室の近くにはティアラこうとう、亀戸駅前のカメリアホール、小松川さくらホール、タワーホール船堀などたくさんのホールがあります。が!熾烈な抽選が待っています。
全然当たらない。。。当たるには一体どうしたら良いのでしょうか!っていうかどんな人が当たってるの?と思うぐらい当たりません。(すみません)
また、ホール選びで大切なことの一つに「響き」があります。
夏のコンクールなどのホールレッスンで様々な会場を意識的に活用することにより、ホールの響きを事前に確認しています。
ピアノはどのメーカーでどの大きさなのかももちろん調べます。そのためインターネットに掲載されていない情報(ピアノの型番など)まで調べなければならないので、この頃はホールに電話をかけまくります。
お教室のピアノはスタインウェイのフルコンサートグランドピアノなので、普段から最高のピアノで皆さんレッスンをしています。スタインウェイは大ホールにしか置いていないホールが多く、大ホールでは規模が大きすぎてちょっと悩ましいです。
②曲や細かいスケジュール、発表会の構成を決める
半年前から生徒さんの半年後を想像しながら曲の選定を先生と行います。
苦手分野を克服し、一歩二歩ぐぐっと成長できる曲を選んでいます。
③お花、舞台照明、音声、録画、録音、カメラマンの手配を行う
3ヶ月前になると先生方の講師演奏プログラムも決めます。
ドアマンや受付スタッフ、生徒さんの案内係など発表会当日は何しろ人手が要りますので、お手伝いスタッフも同時にリクルートします。
舞台さんとのお打ち合わせは超楽しいです。「おおー!こんな照明できるんだ!」
「ありったけの椅子を出してもらう」「楽屋の確認」などもここで行います。
一番優先すべきは生徒さんの演奏が安全にスムーズに行くこと。ですので舞台袖までの経路や楽屋との動線は大変重要です。
舞台さんとホール図面をみながら、生徒さんの動線がスタッフと絡まないように打ち合わせをします。
カメラマンさんとも打ち合わせを行います。ホールによって規制がありますので持ち込み可能な機材なのか、どの立ち位置から撮影するのがベストなのかなど細かく調整を行なっています。
④調律師さんをお願いする。プログラムの草案を作る。ご父兄より生徒さんへコメントを頂くなどアナウンスに必要な情報を集めます。
⑤演奏時間・足台の高さ、椅子の高さを計測し、当日のシミュレーションを行う
レッスン中にストップウオッチを持っていきなり入ってくるマヤ先生は、さぞかし怪しかったことでしょう。実はこれをしていたのです。笑
⑥シミュレーション結果に応じて当日のスケジュールを分単位で立て、プログラムを印刷する。
事務処理能力の高いお父先生大活躍。A型の血が騒ぎ、手作りとは思えないクオリティの高いプログラムが出来上がりました(感謝)。ちなみに大雑把な私は印刷チームから罷免されました。
⑦お楽しみのランチを発注する
今年は亀戸名物の「肉の佐藤のカツサンド」をチョイス。ボリュウム満点で美味しかったです。先生方にも好評でした。
⑧キターーーー!当日!キターーーー!
朝イチに調律を行い、ピアノをベストコンディションに整えます。同時に会場設営を実施しながら、会場の隅々までチェックします。
その後は先生方のリハーサル、照明チェック、マイクチェック、スタッフのミーティングなどを行い、皆様の到着を待ちます。
⑨ワクワク・ドキドキの発表会のはじまりはじまり〜
受付、舞台袖、アナウンス、お子様方の案内係、ドアマンなどそれぞれが配置につき、みなさまをお迎えします。
と、ざっくり「発表会ができるまで」をまとめてみました。
少し舞台裏を覗いて頂くことができたでしょうか?☺️
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