みなさん、こんにちは。
江東区大島のCRECER(クレセール)ピアノ教室です。
先週末の浜離宮朝日ホールで行われました、「ブルグミュラーコンクール 東京ファイナル」にて、ダイちゃんも🏆銅賞🏆を受賞されました!
おめでとうございます。ダイちゃん!!
1週間に何曲も何曲も曲を仕上げてきてくれる練習量を誇る、年長さんのダイちゃん。
今回の課題曲は、来年2月の発表会の曲と並行しながらの練習となりました。
たくさんの曲や課題をこなしながら、受賞につながったポイントをおさらいしてみました。
ダイちゃんの頑張りポイントは3つ。
①できるまで何回も何回も繰り返し練習!
小さなお子様のピアノ練習で欠かせないことは「繰り返し練習」です。
大人も子どもも頭では理解できていても、実際に繰り返し練習をすると、お子様が「もういやだー」と匙を投げてしまうケースが多いと思います。
<なぜ、繰り返し練習が必要なのか?>
・筋肉が未発達
→大人のように、すぐに指がイメージ通りに動きません。
イメージ通りに動くようになるまでしっかり筋肉を動かして、動きを記憶する必要があります。ピアノはフィジカルが重要です!
・記憶力が発展途上
→好きなことは覚えていますが(笑)、なかなか必要なことは1度では覚えられないので
大人が何も言わなくても自分でできるまで刷り込む必要がある。
ダイちゃんは、レッスンで先生からのアドバイスを受けた箇所にポイントを絞って何度も何度もなーーーーんども「覚えるまで・できるまで」練習を繰り返し行いました。
5回で覚えるお子さんも
100回で覚えるお子さんも
1000回で覚えるお子さんもいらっしゃいます。
同じお子様でも5回で覚えることもあれば、100回必要な場合もあります。
回数が問題ではありません。「覚えるまで」練習するか/しないか。が本番の演奏を大きく左右するのです。
お母様が根気強くフォローし続けてくださった成果が本番で発揮できて本当に良かったです!
②大きなピアノのあるスタジオを借りて本番演奏をシミュレーション
本番前には、都内のピアノスタジオに出向かれたダイちゃん&お母さま。
自宅で行う練習とは雰囲気がまるで異なる空間で、本番を想定した練習を何度も行いました。
また、本番は大きなグランドピアノです。
ご自宅のピアノとは景色が異なりますし、お教室のピアノは大きくてもスポットライトや舞台袖、お客さんはいらっしゃいません。
少しでも本番に近い環境かつ、いつもと異なる環境でも実力を発揮できるように練習を重ねる準備をしっかりとなさいました。
③メトロノームをしっかり使ってテンポキープ
できるところだけ早く、できないところは遅くなってしまう。
お子様「あるある」ですが、コンクールなどでは御法度です。
無意味にテンポが崩れるのは、練習不足を露呈しているだけ。
コンクールと言った、他の演奏者との演奏で順位がついてしまう場においては最低限守らなければなりません。
その曲に合ったテンポで最後まで演奏することが、安定感のある演奏に繋がり、違和感なく安心して最後まで聴くことができる美しい曲に仕上がります。
そのためにはメトロノームは欠かせません。
いつでもどこでも設定したテンポをしっかり手で叩けるようになるまで「覚える」ことが重要です。
このような工夫を経て、弾けるようになってからの練習時間を長く取ることで
細かい強弱やテンポ設定と言った細部まで磨き上げられた演奏になられました。
毎日の練習に付き合い、励まし続け、支えて下さったお母様にも心より感謝申し上げます。
おめでとうございます!!!ヽ(´▽`)/
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