みなさん、こんにちは。
江東区大島のCRECER(クレセール)ピアノ教室です。
昨日、浜離宮朝日小ホールにて行われました、ブルグミュラーコンクール【東京ファイナル】にて、年長さんのマオちゃんが見事「銅賞」を受賞されました!
おめでとうございます!マオちゃん!!
今回のコンクールでは、3つのことを気をつけて練習を重ねてきました。
①「意思を持って」強弱をしっかりと会場の隅まで届けること。
先生から言われて「ここを大きく/小さく」するのは初めの一歩。
コンクールでは自分がこうしたい!こう弾きたい!という意思を持つと、お客様にその気持ちが伝わり「もう一度聴きたい演奏」につながっていきます。(これ本当)
マオちゃんとの練習では、何度も歌って、何度もステップを踏んで、ここで回って、メヌエットを実際に弾くだけでなく体で表現することで、自分の表現に繋げていきました。
②姿勢を意識して、体の力を指先に無駄なく届けること。
コンクールや発表会では、大きなホールで演奏します。
普段の演奏では違った角度から音が響いたり、逆に小さくモゴモゴした演奏になってしまったりと、レッスン室や自宅とは違った環境で演奏することになります。
これはプロのピアニストでも小さなお子様でも同じ条件で、大抵の場合、自分でピアノを持ち込んだり会場に手を加えたりということはできません。
どんな会場でもどんなピアノでも、お客様一人一人にクリアな音を届ける必要性があります。そのために、姿勢を見直し無駄な力が逃げていかないように力を抜いて打鍵する奏法を意識して練習してきました。
③右手と左手の音量バランスを自分で判断して整えること。
伴奏(今回は左手)とメロディ(今回は右手)の音量、左手のバスラインの遷移まで音量を変え、聴いていただきたい「曲のお山」が綺麗に響くように片手練習や録音して振り返るなど細かく練習を重ねました。
大切なのは「自分で判断すること」。先生やお父様、お母様からのアドバイスで気付くだけでなく「今のココちょっと大きすぎたなぁ」と気付くことが練習を大きく効率化させます。
録音をきき、片手の音のバランスをしっかり記憶することで「自分で判断できるお子さん」に成長していきます。
今回は、その3つの工夫が審査員の先生方にしっかり伝わり
・音の強弱がしっかりついていましたね
・メリハリのある演奏です
・明るく美しい響きです
・pとfの表現、しっかり伝わってきました
・右手と左手のバランス、気をつけて弾けましたね
・強弱を変えて工夫が見られる演奏でした
・表情の幅や工夫もあって良いです
と、たくさんのお褒めのお言葉や成果が確認できる講評を頂くことができました。
演奏後の表彰式では、
念願のピッカピカのトロフィー🏆✨
お名前を呼ばれて壇上に上がる姿
一人一人、審査員の先生方より授与される賞状やトロフィーに
お母様、お父様、もちろんご本人もドキドキと嬉しさが入り混じる、なんとも言えない高揚感に包まれたことと思います。表彰された方が見る壇上の景色は格別です。
改めまして、マオちゃん、お父様、お母様、受賞おめでとうございます!
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