みなさん、こんにちは。
江東区大島のCRECER(クレセール)ピアノ教室です。
こちらのシリーズは、何度かご紹介しておりますが
今日はカウンセリングで実際にあった「お母様・お父様のお悩み」のお話をいたします。
みなさんも思い当たることはありませんか?
CASE1)弾けないと不機嫌になって練習が長続きしないのです。。。
ありますね〜。
「できない」→「嫌い」→「やっぱりできない」→「もうやめた!」と負の連鎖(笑)
そういう時は、ゆっくり練習です!
どんなにゆっくりでもOKです。1度でスムーズに弾ける速さがコツです。
ゆっくり練習で得た「できた!」は100回弾いた「到底できない速さで失敗する練習」よりも絶大な効果を発揮します。
この1回の「できた!」を出すまで、どうかお側についていてあげてください。
そして一緒に喜んであげてください。
1小節だけなら1分かかりませんので、僅かな時間で引き出す子どものやる気スイッチと捉え、見守ってあげて頂けますと嬉しいです。
CASE2)練習しているのですが、いつも決まったところで間違えます。
あれ?練習しているのに?なぜ??
意外に多いのは「常に最初から弾いている」ケースです。
いつも決まったところで間違える場合、指使いに無理があったり、次の音を見ていなかったりと指とは別の問題で起きることが良くあります。
しかし、それ以前に「間違いがどこであっても曲の最初から弾いている」ことはありませんか?
最初(曲のアタマ)から弾いてしまうと、強弱や記号など注意すべきところが多すぎてお子様はミスの箇所まで気が回りません。
そしていつも曲の最初を何度も何度も弾いているので、最初はものすごく上手になります。
家での練習中はピアノの音がしますので、親御さんは「練習してるね。よしよし。」と感じてしまいます。
限られた時間をもう少し効率的に使ってみましょう。
そんな時は、前後1小節を含めた部分練習が有効です。
この部分練習を、ゆっくりと繰り返すだけで随分演奏が変化します。
いかがでしたでしょうか?
思い当たる節も多いのではないでしょうか?
この様に、カウンセリングでは「お母様・お父様のお悩み」を中心にお話をしております。
お子様ももちろん一生懸命練習を重ねていると思いますが、その練習を支えるお母様・お父様にも支えが必要です。
「よし!帰ったらこの方法で練習してみよう!」と元気が出るカウンセリングでありたいと思っております。
日々の練習のヒントになれば幸いです。
みんな、がんばろー!